湯原温泉郷の中心地、湯原温泉に行ってきました。
温泉街の奥にある河原そのものから湧き出す「名泉砂湯」で有名です。湯郷温泉、奥津温泉とともに美作三湯と呼ばれています。
底の砂地も心地よい露天風呂、目の前がダムというのはほかではお目にかかれないシチュエーションです。紅葉もきれいな場所なのですよ。
施設の説明
名泉砂湯は、温泉街の奥にあります。目の前は湯原ダム。えらい存在感です。脱衣小屋が浴槽のすぐそばにありますが、なんと囲いがないので丸見え。観光客の多さも相まって、これは難易度が高い・・・
入浴の感想
当然、露天風呂のみ。紅葉の季節なら、周囲の木々が赤く染まって、湯面の青さと相まって実に彩り豊かです。
<露天風呂>
砂湯は河原そのものが浴槽。なので、底は小石と砂地。砂地から泡がぷくぷく上がっているのが目に映ります。足ざわりが気持ちいいのですよね。3つの露天風呂は、それぞれ温度が違います。基本的にどれも温度が高いので、長湯は禁物?こりゃのぼせます。ちなみに、ダムに一番近い湯船が一番熱いです。湯は無色透明無味。塩分でもあるのか、湯をよく見ると揺らいでいるのが分かります。細かい湯の花が舞っているのもまたいい!
魅力的な温泉街
温泉街のひなびた建物も一見の価値あり。油屋は、アニメ映画の「千と千尋の神隠し」の湯屋のモデルになったといわれる宿ですが、独特な「油」の看板がいい味を出しています。日帰り利用や喫茶も可能なので、セットでどうぞ。渓谷美あふれる河原のそぞろ歩きも心地よいです。
訪問日:2009年10月