鳴子温泉郷の「西多賀旅館」に行ってきました。古き良き日本旅館といった佇まいの当館。乳白色の濁り湯が売りとなっています。
お隣の「東多賀の湯」も乳白色なのですが、こちらはちょっと毛食が違います。野性的な東多賀と上品な西多賀といえばいいでしょうか。
鳴子は数多くの泉質を誇っているため、入浴行脚がとても楽しいところ。すぐ隣でも湯質が違うお風呂が楽しめるのがいいですね。
鳴子温泉では、温泉郷内の日帰り入浴が割安で利用できる「湯めぐり手形」がお得です。
施設の説明
江合川沿いにある、落ち着いた風合いの日本旅館です。
入浴の感想
硫黄の濁り湯なのですが、すぐ隣の「東多賀の湯」とも違った風合いの湯で、鳴子の奥深さをよく感じさせる湯と思っています。入り比べでこれほど宿によって湯が違う地域も少ないもので、ほとほと感心させられます。ぜひ実際に比べてみてください。
<内湯>
やや緑がかった乳白色の湯。透明度は低く、手を入れると先がすぐ見えない状態です。パウダーのようなきめ細かい湯の花が舞っているのがとても綺麗。浴室も十分スペースがあるので、狭さを感じさせません。
程よい温度で、いつまでも入っていられそうなリラックス感が強い。疲れやすい湯が多い鳴子の中で、特筆すべき湯だと思います。もちろん、源泉掛け流しです。
鳴子の日帰り入浴利用のなかでは終了時間が遅いほうなので、利用時間から逆算して回ると、より多くの宿に行くことができますよ。
温泉施設名 | 西多賀の湯 |
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住所 | 宮城県大崎市鳴子温泉字新屋敷78-3 |
TEL | 0229-83-2117 |
日帰利用時間 | 10:00-16:00 |
日帰料金 | 500円 |
定休日 | 年中無休 |
泉質 | 含硫黄・ナトリゥム・炭酸水素塩・硫酸塩泉(硫化水素型) |
公共交通機関 | JR東日本 磐越西線「鳴子温泉駅」から徒歩4分 |
周辺地図 | |
公式サイト | http://www.nishitaga.com/ |
訪問日:2006年4月