鳴子温泉の「ゆさや旅館」に行ってきました。ヌルすべの肌になると評判の「うなぎ湯」を有する名湯です。鳴子温泉郷を代表する共同湯「滝の湯」の湯元でもあります。
数メートル隣の「滝の湯」が酸性の湯なのに、こちらはアルカリ性です。鳴子の湯のバリエーションの豊富さを代表する湯と言えましょう。
日帰り利用は、平成23年3月31日までで終了。
施設の説明
鳴子温泉駅から徒歩4分程度。温泉街中心部にある老舗旅館です。隣の共同浴場と並んで渋い建物。
入浴の感想
<内湯>
浴室に入って最初に驚くのが、もうもうたる湯気。ミストサウナのようです。部屋全体が熱気に満ちています。理由は高温の湯。
「うなぎ湯」は、やや薄濁りのある湯。一人用の小さな湯船に湛えられています。評判通り、ちょっと体をつけただけではっきり分かるほどツルツルします。これは面白い。
こちらの湯舟の温度は非常に高く、46度くらいありそうです。数分と入っていられません。力強い湯で、体力を持っていかれるような湯疲れ感があります。ヌルスベの肌といい、体が疲労でぐにゃぐにゃになることといい、うなぎとは入浴者自身を指しているのでしょうね。
うなぎ湯は、近年湧出量が低下しているそうで、提供を止めていることもあるそうです。
別浴槽には、ややぬるめの湯もありますが、こちらは別源泉。うなぎ湯ほどのパンチがない分、ゆっくり入れます。ただし、相対的にぬるいだけで、十分熱いです。
お隣の「滝の湯共同浴場」
温泉街中心部では、いくつかの共同浴場が観光客に公開されていますが、そのなかでもとりわけ古い共同浴場です。乳白色の濁り湯、建物の素朴さは満足間違いなし。
温泉施設名 | ゆさや旅館 |
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住所 | 宮城県大崎市鳴子温泉字湯元84 |
TEL | 0229-83-2565 |
日帰利用時間 | 日帰利用 中止中 |
日帰料金 | 日帰利用 中止中 |
定休日 | 年中無休 |
泉質 | 含硫黄-ナトリウム-硫酸塩・塩化物泉-低張性弱アルカリ性高温泉 |
公共交通機関 | JR東日本 磐越西線「鳴子温泉駅」から徒歩4分 |
周辺地図 | |
公式サイト | http://www.yusaya.co.jp/ |
訪問日:2006年4月