鳴子温泉郷の「東多賀の湯」に行ってきました。とても家庭的な雰囲気のお宿。乳白色の濁り湯が売りとなっています。
お隣の「西多賀の湯」も乳白色なのですが、こちらはちょっと毛食が違います。上品な西多賀と野性的な東多賀といえばいいでしょうか。
鳴子は数多くの泉質を誇っているため、入浴行脚がとても楽しいところ。すぐ隣でも湯質が違うお風呂が楽しめるのがいいですね。
鳴子温泉では、温泉郷内の日帰り入浴が割安で利用できる「湯めぐり手形」がお得です。
施設の説明
江合川沿いにある温泉旅館です。湯治のための民宿といった雰囲気。宿の方たちも気さくで、気軽に利用することができました。
入浴の感想
表の近代的な外見とうって変わり、伝統的な木組みの浴室。
硫黄の濁り湯なのですが、すぐ隣の「西多賀旅館」とも違った風合いの湯で、鳴子の奥深さをよく感じさせる湯と思っています。入り比べでこれほど宿によって湯が違う地域も少ないもので、ほとほと感心させられます。ぜひ実際に比べてみてください。
<内湯>
乳白色の湯をたたえられた湯船。程よい温度で、のんびり浸かれます。実にリラックスできる湯で、疲れやすい湯が多い鳴子の中で、特筆すべき湯だと思います。もちろん、源泉掛け流しです。溶き卵のような湯の花も舞っていて、なんとも飽きさせません。
浴室内はちょっと狭いのですが、多人数が使うわけではないので、これで十分なのでしょう。
温泉施設名 | 東多賀の湯 |
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住所 | 宮城県大崎市鳴子温泉字新屋敷160 |
TEL | 0229-83-3133 |
日帰利用時間 | 10:00-15:00 |
日帰料金 | 500円 |
定休日 | 年中無休 |
泉質 | 含硫黄-ナトリウム・カルシウム-硫酸塩・炭酸水素温泉(硫化水素型) |
公共交通機関 | JR東日本 磐越西線 「鳴子温泉駅」から徒歩4分 |
周辺地図 | |
公式サイト | http://higashitaga.net/ |
訪問日:2006年4月