島原半島の雲仙普賢岳にある共同浴場「湯の里温泉共同浴場」を訪れました。
落ち着いた木造建築の湯小屋で、はじめての共同浴場でも安心な半観光の施設です。雲仙地獄そのままの源泉掛け流しの乳白色の湯も入って楽しい。同地区には、新湯温泉館という共同浴場もありますが、湯の性質が違うので、はしご湯をおすすめします。
施設の説明
地元では当初らっきょう漬の樽を風呂桶に使っていたことから「だんきゅう風呂」と呼ばれているそうです。
脱衣所も広々、浴場の前は涼めるベンチもあるという至れり尽くせりな施設。場所は、雲仙バス停からも近いですが、路地に入るのでちょっとわかりにくいです。こちらは入浴券を入口で購入・支払するスタイルです。
入浴の感想
脱衣所は、関西以西に多い数字が大書されたロッカーが並びます。雲仙の他の共同浴場と比べ、銭湯かと見まごうほど広い作りです。
<内湯>
浴室内も広々。真ん中に楕円形の湯舟が鎮座しています。
乳白色な湯。酸性ですっきり、温度はやや熱め。ただよう硫黄臭と、温泉気分を盛り上げてくれる要素満載です。湯は、新湯と比べるとまろやか。のんびり入っても湯疲れしにくいですね。地獄から少し離れている分、角が取れている感じがします。
近隣にも関わらず、これだけ肌触りが違うというのも面白く、はしご湯の醍醐味ですね。共同浴場というより観光施設的ですが、その分利用の敷居も低いというもの。
雲仙地獄めぐり
雲仙温泉の中心街に広がる噴気地帯。あちらこちらで湧き出す湯に泥温泉。売店で買える温泉たまごは熱くて持てないほどのほっかほか。共同浴場のすぐそばから遊歩道が続いています。
温泉施設名 | うんぜんおんせん ゆのさと 雲仙温泉 湯の里共同浴場 |
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住所 | 長崎県雲仙市小浜町雲仙303-1 |
TEL | 0957-73-2576 |
日帰利用時間 | 9:00-23:00 |
日帰料金 | 200円 |
定休日 | 無休 |
泉質 | 酸性硫化水素泉 |
公共交通機関 | 島原バスにて、雲仙下車。他、高速バスあり。 |
周辺地図 | |
公式サイト | http://www.unzen.org/ |
訪問日:2014年3月