湯河原温泉の温泉場中央にある湯治宿、ままねの湯に行ってきました。
湯河原屈指の名湯ながら、まさに隠れ湯という言葉がふさわしい。共同湯が好きな方なら雰囲気最高と感じるはず。激熱なうえ湯は力強い。入浴直後は体がぐにゃぐにゃになってしまいます。箱根周辺エリアで秋冬に入るにはベストの一湯。
2017年1月より、療養客専用となり日帰り利用休止
湯河原温泉は、万葉集のころより名が知られ、温泉番付では常に上位を占めてきた歴史ある温泉郷です。湯河原温泉は、JR湯河原駅周辺(城山地区)、湯河原温泉(温泉場中央周辺)、奥湯河原温泉の3つのエリアがありますが、今回紹介するのは、本家の湯河原温泉です。
施設の説明
湯治専門の宿ですが、日帰りも積極的に受け付けています。雰囲気は旅館よりも共同浴場です。年齢層も一気に高くなります。場所はとてもわかりにくいですが、他に来ている人は迷わずきていて、常連の多さが印象的です。日帰り利用では、洗濯機の横の専用入り口(元勝手口?)から入ります。地下に降りると浴室です。源泉は隣の上野湯と共通とのこと。
家庭の風呂では味わえない熱いお湯で、ぎゅっと体を引き締めるひと時が最高。とてもお気に入りのお宿なのです。
入浴の感想
<内風呂>
タイル張りの浴室に、大理石縁の縦長の浴槽ひとつのみ。13時ごろで、46度くらいの熱湯でした。普段はもっと熱いそうで、熱湯が好きな人は11時くらいに来るとよいそうですよ。
浴感は、熱湯ならではの締め付けあり。入っては出を繰り返します。もっとも浴槽が小さいので何人か入ると一気に冷めます。上野屋と同じ源泉ながら、パワーはこちらの方が上に感じました。奥には、源泉の竪穴があり、投入量を加減して温度調整しています。
訪問日:2004/2