八丈島観光協会サイトより
八丈島は、知る人ぞ知る魅力的な温泉の宝庫。南部の末吉地区にある「みはらしの湯」に行って来ました。海を背景にした様子は、雑誌などの紹介写真でも魅力的ですが、実際はもっと素晴らしい。日の入り側に対した作りなので、夕暮れも期待です。
施設の説明
みはらしの湯は、切り立った海岸を望む高台の観光施設。他の施設とは違い、完全に観光客用といった趣きです。休憩所からは眼下の海を一望。休憩所はこちらが一番いいですね。島名物の八丈牛乳も買えます。
八丈島総合ポータルサイトより
入浴の感想
内風呂と露天のみ。偶数日・奇数日で、男女入れ替え。
<内風呂>
風が強かったり、天気が悪いときでも安心な内風呂。洗い場は、内湯のみ。設備の充実度では、八丈島の日帰り温泉施設でも随一。
湯の良さや展望では、露天風呂に譲りますが、状況の良いときに行けるとは限らないので、こういう設備が併設されているのはありがたいです。
<露天風呂>
強い塩分の黄土色の濁り湯。湯の色自体は、「ふれあいの湯」とよく似ていますが、印象はガラリと異なります。こちらのほうが塩湯の刺激が強く、ずっしりした重みのある湯感。ふれあいの湯のようなまろやかさはありません。一般的な塩湯に近い傾向ですね。
八丈島は、温泉が多いだけでなく湯の性質も個性的なのがいいです。
展望は素晴らしいの一言。風呂からは大海原が見え、まさに天空の湯です。手前に岬があるのが、また風景に一色加えていますね。のぼせやすい湯質ではありますが、そよかぜで適度に体を冷ませるのでいくらでも入っていられそうです。熱の湯と言われる塩分濃厚な湯だけに、 出た後も汗がしばらく止まりません。
温泉施設名 | すえきちおんせん 末吉温泉 みはらしの湯 |
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住所 | 東京都八丈島八丈町 末吉 581-1 |
TEL | 04996-8-1933 |
日帰利用時間 | 午前10時~午後9:30時(入場は午後9時まで) |
日帰料金 | 500円 ★温泉一日周遊券がおすすめ (各温泉、八丈町保健福祉センターで販売) 利用日に限り各温泉1日1回ずつ入湯可 大人700円、小学生350円 |
定休日 | 火曜日(祝日、夏期、年末年始等は休まず営業) |
泉質 | ナトリウム-塩化物強塩温泉 |
公共交通機関 | 八丈町営バスがあるが極端に本数が少ないので、 一周道路まで出てからバスを待ったほうが無難。 |
周辺地図 | |
公式サイト | http://hachijo.gr.jp/html/onsen.html |
訪問日:2012年5月