南房総の丘陵地帯、岩婦湖畔にある温泉宿「岩婦館」をご紹介します。
山並みに囲まれた隠れ里のような岩婦。湖際で水鳥を眺めながらのんびり過ごせます。
入り口のテラスでの夕涼みもいいかも。
惜しいことながら、閉店しました。
施設の紹介
日帰りを積極的に受け入れている岩婦館、営業時間が長いので、房総周遊でも利用しやすいですね。休憩室もあるので、ゆったり。事前に頼めば食事も可能です。ジュースや牛乳などの飲み物は、カウンタで売っています。
入浴の感想
火山のない房総に珍しい硫黄泉です。冷鉱泉のため、沸かして使っています。
浴槽は、内湯1。
カランも温泉のようで、硫黄の臭いが漂います。硫黄分のため、カランは真っ黒。
面白いことに、カランの湯に水を混ぜるとあっという間に白く濁り、時間がたつとまた透明に戻ります。これはどういうことなんでしょう?硫黄分のためか、シャンプーの泡立ちもあまりないようです。
<内湯>
3人くらい入っていっぱいの湯船。でも、空いているので問題なし。
こちらはカランと異なり、茶色の湯です。掛け流しではありませんが、湯は自分で足すことができます。温度は40度くらい。塩分はありませんが、身体がすごく暖まります。見た目の印象と違い、後で体にきますね。
東京でも浅草温泉のように硫黄分が若干ある温泉がありますが、それとはまったく違います。いわゆる黒湯ではないようです。コップがあったので飲んでみましたが、硫黄の味が僅かにしました。
岩婦湖
規模は小さいながら、天然の湖です。宿の方の話では、雨が降ると、1日でいっぱいになるほど水が溜まるとか。宿入り口のテラスから眺めたり、湖沿いの道で散策したりと、気ままにすごせます。
情報は、2008年9月訪問時点のものです。
営業時刻や交通機関のダイヤは現地にお問い合わせください。