松島温泉は、日帰り入浴施設中心の一軒宿です。周辺は、牧場と田園が続く広々としたところ。「乙女の湯」は、そんなのどかな岡の上にあります。アトピーに効くと言われる緑黄色の湯が俊逸。
施設の説明
宿泊棟と入浴施設の2つに分かれているので、様子は日帰り専門施設そのもの。宿の湯という印象はないですね。食事も可能な休憩所で一日のんびり。終日空いているので、気兼ねもいりませんね。休憩所は広いですし、この手の施設でありがちなカラオケの音に悩まされることもありません。食事料金は600円台も多く、良心的。
往復無料送迎があります。行きはマイクロバスで、帰りは赤いミニバンです。往復で乗り物が違うのは燃費のためでしょうか?
屋内
食堂・休憩室
入浴の感想
屋内湯と露天風呂がそれぞれ1つあります。
<露天風呂>
(改装前)
日本庭園のような庭木のある露天風呂です。露天風呂へは内湯の脇から出られます。日差しが強いときのために編み笠が借りられます。
ありそうでないサービスに喜んで、借りてしまいます。露天風呂は塀が高いため眺望こそ望めませんが、あたりに建築物がないので、空が広く非常に広がり感があります。これは、公園で芝生に寝そべるような心地よさですね。
湯は黄色味がかっており、かすかに甘い香りがします。かなりのぬるゆる感があり、ものの3分程度で湯中のガスで、体中に細やかな泡がついてきます。ガスは非常に抜けやすいらしく、湯の注ぎ口の近くほど、泡がつきやすいです。泡をぬぐうと一斉に泡が湧き上がるのが楽しくてやめられません。露天風呂のほうが泡つきは強いです。湯を飲むと、まろやかな甘味と塩味があります。湯加減はぬるめで、いくらでも入っていられそう。リラックス感はとても高く、湯疲れもありませんでした。
<内風呂:改装後>
改装後は、大幅に変わった内風呂。ガラス張りの和風から御影石の黒い浴室へ。開放感はなくなりましたが、代わりに洗い場が広くなりました。
<内風呂:改装前>
内湯は、壁面ガラス張りで半露天風呂の風情。天気がいいときは、日差しが強く、内湯とは思えないほどの開放感です。露天風呂よりも湯は熱めなので、寒い季節は交互交互がよいかも。カランも温泉で、湯が豊富なのが分かります。
松島温泉周辺
温泉施設名 | 乙女の湯 松島温泉 |
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住所 | 栃木県さくら市松島900 |
TEL | 0286-86-412 |
日帰利用時間 | 10:00-21:30 |
日帰料金 | 700円 |
定休日 | 毎週月曜日 但し月曜が祝日振替休の場合は翌日休み |
泉質 | アルカリ性単純温泉 (アルカリ性低張性温泉) |
公共交通機関 | [バス](送迎バス) JR東北本線 氏家駅より送迎バス(無料)あり。 行き:氏家発10:15 帰り:松島温泉発15:30[徒歩] JR東北本線 蒲須坂駅より、徒歩45分。 |
周辺地図 | |
公式サイト | http://www2u.biglobe.ne.jp/~matuon/index.html |
訪問日:2010年8月