韮山に近い中伊豆の「駒の湯温泉」に行ってきました。
一軒宿で、自家源泉を使ったお風呂は源泉掛け流し。大通りから外れたところにあるので、こんな良い湯を見逃していたのかとうれしい驚き。こちらの露天風呂は木立の中に作りましたといった風情。森林浴をしながらお風呂も入れるというコンセプトになっております。庭園風の宿は数あれど、林の中に点在する露天風呂を作っているのは少ないのでは?
2017年11月に新事業者にて再開予定
施設の説明
宿の方針が揺れ動いているようで、日帰り入浴できる浴場が内湯だけの時期もありましたし、露天も可能な時もありました。駐車場はスペースが広いです。午後3時に行きましたが、駐車場の車の数こそ多いもの、風呂はすいていました。
入浴の感想
湯治場の雰囲気を残した宿には、露天風呂と、レトロな内湯があります。それぞれの風呂には、一度着替えてから移動します。
基本的に同じ湯なので、感想を先に。甜茶のような芳香のある透明な湯は、37度くらいとぬるく、刺激もないのでタオルにくるまれたような印象です。飲湯も可能で、癖のない甘い味がしました。湯感と香りで似たところが、栃木県の氏家松島温泉にありますが、同じくアトピーに効くとか。関連性はあるのでしょうか?不思議ですね。
<混浴露天風呂>
一押しは、宿から道路向かいにある混浴露天風呂。川沿いの露天風呂では、37度くらいのぬる湯と40度くらいの熱湯があり、寝湯が楽しめます。岩が背にするのに絶妙な傾きで、ユアンも1時間くらい寝てしまいました。混浴露天の着替え場所は小屋になっているものの、道路からも近いので女性はきびしいかもしれませんね。
<内湯>
内湯は円形の室内の外周に浴槽が並んだレトロなもの。体を洗えるのは内湯のみです。
<露天風呂>
雰囲気は混浴露天風呂に似ています。傾斜に沿って露天風呂が3つ配置されています。必要以上に森を切り開かず、露天風呂の通路にも木が立っているので、森林の中で風呂に入っているちょっと変わった楽しみがあります。一番川下には、打たせ湯もあります。打たせ湯はぬる湯なので、冬は寒いと思います。
温泉施設名 | こまのゆげんせんてい 駒の湯源泉荘 |
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住所 | 静岡県伊豆の国市奈古屋 |
TEL | 055-949-0309 |
日帰利用時間 | 9:30~19:00 混浴露天風呂は、11月下旬から春まで休み。 今年は11/21から休み。 |
日帰料金 | 300円(40分) 500円(80分) 利用できる施設は同じです |
定休日 | 土日祝日 |
泉質 | アルカリ性単純温泉 |
公共交通機関 | [バス] 東海道本線の函南駅よりバス25分。 または伊豆箱根鉄道の大場駅よりバス。 いずれも奈古谷下車で山側へ舗装道路の林道を約1キロを歩く。 |
周辺地図 | |
公式サイト | http://www.komanoyu.jp/ |
訪問日:2005年11月