鳳凰三山の地蔵岳の登山口にある一軒宿「青木鉱泉」に行ってきました。
明治期のような建物も非常に味わい深い。
登山バスの待ち時間に入浴するのにピッタリ。
施設の説明
鳳凰三山の地蔵岳の登山口にある古くからの温泉宿です。
母屋は、明治3年の建物を昭和25年に復元新築したとのこと。
離れの浴場の風情も実に素晴らしい。
浴屋の前にある水が注がれている壺は、なめらかな手触りからただの水ではない様子。
上流の沢水の様子との異なるので源泉の水なのか?
入浴の感想
浴屋の側の事務室で、料金をお支払して浴室へ。
靴は入浴棟の軒先に置くことになるので、雨だと濡れるかもしれません。
浴場は意外な広さ。外観と異なり近代的な内装です。
カランの数も多く、湯船も広い。
日帰りではタオルは提供されていませんが、シャンプーは備え付けがあります。
疲れを感じさせないゆるやかな湯で、温度も適温。
のんびりと何度か出入りして楽しませていただきました。
湯船には、ちょろちょろとしたカランと水面下からの給湯。
排湯も水面下なので、循環式なのかもしれません。
湯の投入量に対して利用客の数が多すぎるようで、コンソメのような香りが漂っています。
源泉口は、無色透明・無臭なので、本来とは異なるはず。
源泉湧出量の少ない鉱泉ですから、致し方のないところです。
とはいえ、登山後に即さっぱりできるのは、何物にも代えがたいですね。
バス停の場所
韮崎駅行きのバス停は宿の敷地外。
宿の駐車場(入口に青木鉱泉の標柱あり)から林道に出てすぐの場所にあります。歩いて3分かかりません。
バス停は椅子や屋根がないので、時間まで宿の前の東屋でのんびり待つのをおすすめします。
自動販売機もあります。
温泉施設名 | 青木鉱泉 |
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住所 | 山梨県山梨市矢坪1669-18 |
TEL | 070-4174-1425 |
日帰利用時間 | 9:00~19:00 |
日帰料金 | 1,000円 |
定休日 | 冬期休業:11/16~ 営業開始日:4/28~ |
泉質 | 緑礬泉(旧温泉法泉質名) |
公共交通機関 | JR韮崎駅より茅ヶ岳観光バス青木鉱泉行きバス。終点下車3分。 ※本数が極めて少ない |
周辺地図 | |
公式サイト | https://www.mountaintrad.co.jp/~aokikosen/ |
訪問日:2023年9月