温泉施設が全国的に建設が進められている昨今ですが、いったいどんな会社が経営しているのか興味があったので調べてみました。
施設の「温泉分析表」の分析依頼者を見ると、会社名が書いてあるので、大体業種が分かります。後は日経新聞の記事にもちらほら出てきますね。
統計を見たわけではないので全国的な傾向かどうかはわかりませんが、私が訪れた施設では、「自動車販売会社」や「建設会社」が多く見られました。
具体例を挙げると、栃木県の「喜連川早乙女温泉」や群馬県の「京ヶ島温泉湯都里」は自動車販売会社で、栃木県の「氏家松島温泉」は建設会社です。両者が参入しているのは「自社所有の土地が多い」という点が挙げられそうですが、本業との相乗効果となるとどうなんでしょう。
進出理由を調べてみると・・・
「京ヶ島温泉湯都里」を経営する群馬県の会社「BCN」は中古車販売業でも大手で、温泉施設と販売拠店を併設して相乗効果を期待しているとのこと。明確にアピールを狙っている点、ただ建てましたというのとは大いに意識が違います。(日本経済新聞、日刊自動車新聞より。日付忘れました。)
自動車販売業は一般客が相手ですから相乗効果は理解できますが、建設業としてはどうでしょう?自社土地の空き利用(氏家松島の例)、モデルルームとしての温泉施設とか?(展示会などでは、ヒノキの風呂とかそういう方面での提案をしている会社もあるようです)