山小屋ごはん「四国 石鎚山 頂上山荘」-カレーライスを堪能した後は大展望を堪能

石鎚神社 頂上山荘の山小屋ごはんをご紹介します。

西日本最高峰1982m、石鎚山の山頂にある山小屋です。

名物はお代わり自由のカレーライス。

食後は、360度の大展望の中、夕焼けや満天の星空を堪能できる絶景の宿です。

あえて山頂で宿泊するという選択

石鎚山は日帰りで訪れる方が多いとは思いますが、

・瀬戸内海や九州を一望できる360度開けた景観

・夜は日本屈指の星空と瀬戸内海の街明かりが広がる

・登山者も参加できる石鎚神社神官による朝夕の神事

など、大いに泊まる価値がある宿だと思います。

石鎚神社 頂上山荘は、山岳信仰の宿

完全予約制の山小屋です。

当日未連絡で訪れても泊まれませんのでご注意ください。

建物も山小屋とは思えない立派なもの。ロープウェイがあるとはいえ、物資輸送の苦労を考えると頭が下がります。

お遍路さんの利用も多く、屋内に神官室があったりと現代も生きる山岳宗教の地です。

昔は全員参加だった朝夕の石鎚大神へ神事は、今は希望制になっています。これも時代ですね。

夜ごはんはカレーライス

夕方の山頂神社での神事に参加して、終わったらすぐに食事の時間です。7月末に利用した時は18:00くらい。

混雑状態により交代制。食事の後でも十分夕日を眺められる余裕があります。

各自配膳で、指定された席でいただきます。

メニューは時期によって違うそうです。

本日はカレーライス。お代わり自由。

魚のフライとサラダ、フルーツポンチが付きます。お茶は机にあるポットから御湯呑みへ。

朝ごはんをお弁当にしてみた

早発のため、宿での朝ごはんの代わりにおにぎりにしてもらいました。

昼ご飯で出しているおにぎり弁当も同じ内容とのこと。

飲み物は、宿泊者専用に登山口までの飲用としてペットボトルに汲む水がヤカンに用意されていました。

ぎっしり握ったおにぎりは見た目よりもボリュームあり。予想以上に立派なお弁当で満足。

おにぎり2個に、鶏のから揚げ、塩味辛めの玉子焼き。塩じゃけと沢庵。

玉子焼きがとても辛いですが、山での貴重な塩分補給だと思えばこれも必要か。

朝ごはんの味噌汁が飲めるかで体調がかなり違いますから、その替わりということで。

宿泊部屋は広々

山小屋というと狭い寝床というイメージがありますが、混雑した日でしたが、一人1畳は確保されていました。

お布団も普通サイズのフカフカなものが用意されています。夜も全く寒くなく快適。

宿泊者用トイレは小屋内にあるので、夜間消灯後も安心して利用できます。

山頂からの眺め

山頂から15分ほどで行ける天狗岳。景色が一変するのでおすすめ。

本日はブロッケン現象も発生し、周囲は九州の阿蘇山や九重連山も見える絶景でした。

下界を見下ろすと、西条の街並みやしまなみ海道の橋のライトアップが展望。

東予港の花火大会もバッチリ見えました。18km離れているので、音は大玉以外は聞こえませんが、可愛い花びらのようです。

南方面は大きな町もないので、天の川が見放題。天の川は南側が一番見ごたえがあるので、まさに石鎚山や絶好の立地にあるわけです。

流星群の日だったので、ひっきりなしに流れる流れ星に歓声が上がる夜となりました。

山小屋情報

石鎚山頂上山荘 公式サイト

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