トルコのイスタンブール旧市街にあるゲストハウス「アンティークホステル(Antique Hostel)」を紹介します。
この宿は、観光の目玉アヤソフィアに至近、トラム駅から徒歩圏、景色が良い、値段が安いということで、安心しておすすめできます。日本からのトルコ航空直行便だと到着が夜になるので、安全な地域に泊まりたいですしね。
いわゆる日本人宿ではないので、私が泊まった日は東洋人はまったくいませんでした。宿の人は英語が達者で、親切に相談に乗ってくれます。
旅でよい宿に巡り合えるというのは幸せというもので、気に入った宿はほかの方にも紹介したいものです。
最寄り駅のスルタンアフメットから、ゲストハウスへ
トラムヴァイのスルタンアフメット駅から、徒歩7分くらい。目の前はブルーモスク、振り向けばアヤソフィアという素敵な風景。フォーシーズンズホテルの脇を通って、裏道へ。
頻繁にパトカーが巡回しているだけに、怪しげな人は見かけず。街灯もあるので、暗いながらも視界は保たれています。
ゲストハウスは特に複雑な場所ではないですが、夜の見知らぬ街とあってすぐ見つけられず。将棋をやっている近所のおじさんに聞いて到着しました。事前に地図を印刷しておけば、すぐ着けたことでしょう。
ゲストハウス屋上から見る、夜のボスポラス海峡
荷物を置いたら、さっそくゲストハウスの屋上に上ってみました。ボスポラス海峡の光景が一望。旅情をかきたてられるこの風景に釘付け。海を渡っていく船の汽笛、海岸を行く車の遠い喧噪。あぁ、いつまでも見ていたい・・・
反対側のスルタンアフメット地区を見上げれば、ライトアップされたアヤソフィアが一望。ホステル周辺は東ローマ帝国の宮殿跡なので、掘れば遺跡に当たるという場所。建物の高さが制限されているので、見通しはバッチリです。
半地下のドミトリー階
半島先端の斜面にある宿なので、半地下とはいっても小さな窓はあります。2段ベッドが並ぶドミトリー。ベッドの広さは十分と思います。部屋内はベッドでキツキツ。
ロッカーは同じ階のパブリックスペース。備え付けの鍵はありません。南京錠を使うにはちょっと止め口が大きいので、チェーンロックを自前で用意するといいです。シャワーは男女兼用のものが同じ階に一つ。シャワー室が水浸しなのは、使い方が悪いのか水はけが悪い構造なのか。
食事前の朝の散歩
トルコはイスラム圏だけに、日の出からモスク礼拝を呼びかけるエザーンが鳴り響きます。朝早く起こされるのは嫌という人もいるでしょうが、私は異文化圏の楽しみだと思っているので好きですね。それも、ブルーモスクのエザーンとなれば格別というもの。
ゲストハウスは、ブルーモスクの2つ隣の通りなので景色が素敵。朝食前の散歩と行きましょう。
今日も、太陽がボスポラス海峡のアジア側から登っていきます。
展望レストランでの朝食
ボスポラス海峡を見渡せる階でのバイキング朝食。夜だとバーに早変わり。
席は自由です。
軽食程度ながら、種類は頑張っています。トルコの朝食に欠かせないチーズに野菜。飲み物は、チャイ、牛乳、粉末オレンジなど。
宿情報
Antique Hostel
Kutlugun Street No:51, 34122 Sultanahmet Istanbul, TURKEY
Phone: +90 (212) 638 16 37 | +90 (212) 517 65 72
Mobile: +90 (549) 736 23 21 | Fax: +90 (212) 518 30 25
Antique Hostel公式サイト
Booking.com – Antique Hostel
http://www.booking.com/hotel/tr/antique-hostel.ja.html
公式サイトでカード払いでの予約が可能です。現地のWEB回線が細いのか、公式サイトの表示が遅く、予約手続き途中でタイムアウトが何度も起きたりします。途中タイムアウトのせいだと思いますが、現地に行った際、予約できていなかった上、2重課金というトラブルがあったので、Booking.comのような予約代行を使った方が安心かも。宿の人がすぐに確認・返金してくれたので、宿の対応としては良かったのかな。