2013年1月のダイヤ改正で、当記事の列車はTrain No 19665 KURJ UDZ EXPに変更になりました。始発駅がカジュラーホーに変更され、アグラまで417kmと遠方になりましたが、アグラ~ジャイプール間のダイヤは同じ時刻となります。
インド鉄道の夜行急行グワーリヤル・ウダイプル エクスプレス(Gwl Udz Super Express)で、タージマハルで有名なアグラ(Agura)から通称ピンクシティことジャイプール(Jaipur)まで旅してみました。
この列車、アグラ・カントンメント駅17:35出発、ジャイプル・ジャンクション駅22:20到着という、ほぼ一日アグラを楽しめるダイヤになっています。
ジャイプル到着時間が遅いので、宿は事前に確保することをおすすめします。夜でもオートリクシャーが待機していますし、当日現地での宿確保は可能です。ですが、土地勘のない町をほとんど街灯のない中歩くのもどうかと思われますし、駅前はうろんな人々もたむろしています。
アグラ・カントンメント駅(Agra Cantonment)
アグラの中央駅。2等以上の優等席用待合室もあります。
乗る列車は、列車番号12965 / Gwl Udz Sup Exp。電光掲示板だと、Udaipul InterCity Expという列車名になっていました。切符と名称が違うのは混乱するので統一してほしいところですね。
駅構内には、キオスク、フードコートがあります。
たとえば、キオスクのサモサの値段は街売りよりちょっと高いくらいですが、作り置きで時間がたっていることを考えると、衛生面はどうなんでしょうね。自分は購入に踏み切れませんでした。外で出来立てをいくらでも買えますしね。
安全を買うなら、値段は高いがフードコート利用になるでしょう。写真は、駅構内のフードコートで食べたインド風焼きそばチョーメン(chow men)。辛口のマサラ風味。味は気に入りましたが、量も少ないしちょっと高いですね。
グワーリヤル・ウダイプルエクスプレス到着
定刻の到着です。今回乗るのは、冷房付2等寝台3段ベッド(AC 3-Tier Sleeper(3A))。
盗難の可能性が高い路線と聞いていましたので、通路サイドの上段(Side Upper)を選びました。3Aの場合、値段が同じにも関わらず、通路サイドは2段しかないので、天井に余裕があります。照明は総じて暗め、本を読むのは無理と思います。通路サイド下段は通路を歩く人で起こされますし、防犯上良いとは言いかねるため、上段がベターです。カーテンがあるので、プライバシーは守れます。
停車中は冷房が止められているため暑かったですが、出発してすぐに冷房が付けられ今度は寒くなります。防寒着は必須でしょう。荷物はベッドに全て引き揚げましたが、なんとか足をのばすことはできました。盗難防止のため、荷物はサイドのフックにチェーンロック。
シーツや毛布などの寝具が用意されていますが、衛生面は1等よりも落ちる模様。ちょっと臭いがあります。
ジャイプール駅到着
1時間遅延でジャイプール駅(Jaipur-JP)に到着。写真は昼間のもの。
深夜にも関わらず、駅前のロータリーや客待ちのオートリクシャーでいっぱい。食堂はさすがに開いていませんでした。駅のリタイアリング・ルームは当日は満室。
駅周辺のホテルで、親切なホテルマンに安宿を紹介してもらったのですが、結局寝るのは0:30くらいになりました。宿は裏通りで、知らなければたどり着けなかったと思われる場所だけに、案内してくれたホテルマンに感謝。