画像は、Wikipediaより
鳥海山山頂直下にある、大物忌神社の参籠所の山小屋ご飯をご紹介します。本来、ご神体詣での参籠所を、山小屋としても開放しているのが、こちら。鳥海山カルデラ内のさらに中央火山丘に位置するため、鳥海山山頂から夕日や朝日(もちろん影鳥海も!)を見るなら、参籠所の宿泊が一番近くて便利。外輪山の七高山から見ると、えらいところに宿泊所を作ったものだと、ほとほと感心させられます。天水と雪解け水に頼らざる得ず、水には常に不足している様子です。これが、夕食や朝食に響いてきます。 と、これからがレビューです。
夕食
ここの夕食は、いろいろな意味で非常に特徴的。
神社の 参籠所が山小屋を兼ねているとあって、精進料理なのです。畳の食事所にて、ご飯、おひたし、味噌汁を発泡スチロールの器に載せて出してくれます。最初見ると、エッこれだけ?という印象。正に一汁二菜。一品ごとの量が少ない上お替りなしというのは、初めて見ました。室内が暗く、まともな写真は取れず。
売店ではカップラーメンくらいは買えますが、知らないで登るとお腹が空いて困る感じです。私も、夜は空きっ腹でした。その分宿泊料も安めなので、アレコレ言うつもりはありませんが、ある程度食料を買わせてもらえるか、情報を公式サイトなどで出していただくと、事前に対策を取れるので助かるというものですね。
朝食
朝食も質素なものですが、ご飯と味噌汁が出ます。お茶のお替りは出ませんので、朝から水分不足は否めませんが、小屋でもジュース類は買えます。ということで、鳥海山 御室参籠所に泊まるなら、あらかじめ水や食料を多めに持っていきましょうという結論となりました。