北岳を主峰とする白峰三山の縦走路では途中泊に便利な、農鳥小屋の山小屋ごはんをご紹介します。とかく評判のある小屋ですが、噂半分といったところ?サービス満点の山小屋のことは忘れて、マタギの家に泊めてもらうと考えたほうが幸せになります。
癖のある御主人との評判ですが、冬はマタギが本業とあって、山には大変詳しいそうです。そのぶん、不用意な登山客を見ていられないのでしょう。ぶっきらぼうな人となりですが、装備や天候への備えのご注意は素直に聴くのが吉。
夕食
食事は宿泊棟にて。食事写真は残念ながらなし。ランプのなかでの夕食なので、まるで写真が写りませんでした。暗くて手元が見づらいよ!
煮物、山菜の漬物、ごはん、味噌汁。味も普通です。量は北岳山荘くらいと、ちょっと多め。
朝食
私は、おにぎり弁当にしてもらったので、朝食はなし。他の宿泊者の話だと、味噌汁、ごはん、付け合せと普通な和風メニューだったそうです。
この小屋について
言われるほど癖のあるご主人とは見受けなかった。これは安心。
あまり悪いことは書きたくないのだが、個人サイトなのだから感じたことは素直に書いたほうが良いだろう。残念なところは、衛生面は問題ありと言わざるえない。犬を触った後で、手を洗わないまま料理はしないでほしい。マタギと猟犬は一心同体というのは理解できますが、宿泊客としてはただの犬。登山口から遠く離れたところにあるのだから、お腹を壊したら大変。それを指摘した客を怒るのは論外ですよ~
トイレもいまどき完全放流式なので、せめて汲み取り式にしてほしいところだけれど、登山者数が限られるルートでは経営的に困難か?この小屋がなければ結局各自放流となってしまうので、社会的責任と声を大きくするつもりはない。雷鳥が多い地域なので、ここは行政の力で一つお願いしたい。
南アルプスNET 農鳥小屋
http://www.minamialps-net.jp/YAMAGOYA/007_noutori.htm