トルコの古都インスタンブールといえば、目の前に広がるのはボスポラス海峡です。橋や桟橋では釣り人が糸を垂らしていたり、港ではサバを焼いてサンドイッチにして売っている店ありと食欲をそそられます。
せっかくなので、ディナーは魚介料理と洒落こみたいところ。店によって得意料理があるようで、メニュー内容はかなり違います。
フードコート的に調理済み料理を選ぶ式の店では魚介料理をあまり見かけませんでしたので、さんざん迷って、スルタンアフメットの裏路地にあるSultan・Saray(スルタン広場)というレストランに決めました。
前菜 季節のサラダの盛り合わせ
6種類以上の野菜やハーブを使ったサラダ。オリーブ油をかけて食べます。ナツメヤシが付け合せにあるのが、実にトルコ的。サラダは旅行中毎日食べましたが、ここのが一番みずみずしく美味しかった。
レンズ豆のスープ(Lentil Soup)
とろみのある豆スープ。ジャガイモのスープにも似たかなりあっさり目な味。
白身魚の串焼きとピタパン(Fish on Skewers)
レモンとオリーブ油の効いた魚ケバブがとてもうまい。あっさり目の味付けにすることで、魚の味をよく引き出している。付け合せのピーマンやトマトは日本で口にするよりも素の味が濃い気がする。
ピタパンは無料で食べ放題です。トルコでは安い食堂でも同じスタイルなのですよね。パンだって結構するとおもうのですが、旅行者としては嬉しいサービスです。
メニュー
メインディッシュはそこそこのお値段だが、デザートなどは高め。似た料金体系のレストランはこれから多く目にすることになる。トルコ式?店によっては店頭にある魚を指差しで選んで調理してもらうこともできます。
ところで、トルココーヒーはあんまりレストランで見かけないのですが、あんまり飲まれていないのですかね?チャイ(紅茶)もあれだけチャイハネ(喫茶店)があるにも関わらず、レストランとなると砂糖いっぱいの缶のお茶になってしまいます。値段は上がって質は落ちてしまうとは・・・エジプトもそうでしたね。
スルタン・アフメット通り
ブルーモスクが至近の旧市街でも屈指の観光地区。
新市街へ向かうトラム(路面電車)が通り、付近はレストランが多い。夜でも歩行者が多く、パトカーが頻繁に巡回している比較的安心な地域。立地の割には安い宿が多く、高台なのでボスポラス海峡を見下ろしながら朝食が楽しめます。
個人旅行ならぜひおすすめしたいです。