世界の機窓から「シルクエアーよりインドシナ半島の光景」

シンガポール・チャンギ空港からカンボジア・シェムリアップ空港へは、シルクエアーが結んでいますが、この便は曜日によって経由地が異なる変則的な便。直行、カンボジア・プノンペン経由、ベトナム・ダナン経由の3経路があります。
機上からの景色を楽しめるベトナム経由であえて旅行してみました。


直行だと2.5時間で良いところ、4時間かかりますが、羽田空港から夜行便でシンガポールについた場合は寝不足になるので、仮眠ついでに景色を楽しめるこの便はおすすめです。

ベトナム メコン川河口 カントー付近(Mekong River)

インドシナ半島の大河メコン。中国南部から流れ流れて、最後はベトナムで南シナ海に注ぎこむ。
写真ではよく見えないけれど、細かい支流が網の目のように走っている。水運には便利だろうな。
写真で見えるのも本流のうち一本に過ぎないのが、規模の大きさを物語っている。
ちなみに、メコンに川という意味が含まれるので、「メコン」が正しいそうな。日本だと多摩川リバーというのが変なのと一緒。

ベトナム ホーチミン(Ho Chi Minh)上空

ホーチミンからは、南シナ海はすぐそば。
写真で見えているのはブンタウ湾。

シンガポール・チャンギ空港からベトナム・ダナン空港行き 昼食

早朝便なので、朝食兼夕食な時間の機内食。
サイの目のジャガイモは、一度すりつぶして固めたのか不思議な食感。
鳥そぼろの味付けは、XO醤風。
味は好みだけど、ご飯がつかないのが日本人としては物足りないかなあ。

ベトナム ダナン国際空港(Da Nang Airport)

写真のターミナルビルは2011年2月開港の新ビル。
訪れたときは建設中。経済が斜陽と言われるダナンだが、新空港で復活なるか。

すぐとなりの小さなビルが空港ターミナル。
羽田空港 旧国際ターミナルを思わせる。言い過ぎ?
ここで降りる人は、タラップで飛行機から降りたら後はビルまでテクテク歩く。
シェムリアップに行く人は、離陸まで1時間飛行機の中でまったり。

ベトナム戦争中アメリカによって拡張されたので、やたらと広い。
カマボコ型の掩体壕が山ほどあるのが、戦時中を彷彿とさせる。
ターミナルビルの小ささが際立つのもこの光景のせいでしょうね。

ベトナム ダナン湾

きれいに湾曲した地形。両端には半島がある。
港として優れた立地だったためか、砂に埋まったホイアン(Hoi An)に代わり主要港となる。
大航海時代は、西洋人はこの港でのみ交易を認められたそうな。
ホイアンは、ダナンに到着する直前に上空から見ることができる。

ソンチャー半島(Nui Son Tra)

ダナン湾の南端にある緑豊かな半島。ビーチもあるらしい。

ベトナム ダナン空港からカンボジア シェムリアップ行き 軽食

1時間程度とは言え国際線なので、オレンジジュースとマフィンの軽食が出る。
マフィンはしっとりしていて甘さ控えめ。

ベトナム・ラオス国境付近

国境付近はどちらも光景が似ているので、残念ながら場所の特定はならず。
なぜか、山の稜線近くを道路がジグザグに走っている。この付近は川が近くにあっても、あえて高いところに道を作る考えのようで、集落に降りる時だけ、急傾斜な道が麓に繋がっている。未舗装な上、ヘアピンの連続では通行はさぞかし大変だろう。
雨季に通行不能になるよりはいいということなのだろうか?

ラオスの山岳風景

山岳国ならではの風景。
ベトナムからラオスに入ると、街がめっきり減ってしまう。
カンボジアに入ると再びメコンを横断する。

カンボジア シェムリアップ湖畔の農作地帯

赤茶けた印象のあるカンボジアだが、湖の近くとなると例外。
耕作地が緑色に広がる。くっきり緑に変わるので、ひどく人工的な印象がある。

カンボジア シェムリアップ国際空港(Siem Reap)

アンコール遺跡群の玄関口、シェムリアップ空港に到着。
小さな空港なので、ビルまでテクテク歩き。といっても、100mばかり歩くだけ。
さあ、アンコール遺跡が待っている!

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