下諏訪温泉　共同浴場「新湯」 | ひなびた温泉探検隊

下諏訪温泉　共同浴場「新湯」に行ってきました。

下諏訪地区の共同浴場の中では新入りですが、それでも開業は昭和２年。旦過第一・第二混合泉を使用しています。
観光色のある「旦過の湯」や「児湯」と比べ、こちらは純然たる地元湯といった佇まい。

引き湯とはいえ、利用者数が少ないので湯の鮮度は引けを取りません。

共同浴場のため、設備はシンプル。
玄関口に受付があるスタイルです。内部には休憩室はなし。

道路を挟んだところに専用駐車場があります。

場所は下諏訪駅から諏訪大社下社秋宮に行く途中にあり、観光途中でも使いやすいと思います。

下諏訪の温泉らしく営業時時間は5：30から。中山道歩きの始めにひと風呂浴びても十分な早さです。

脱衣場を出ると、縦長の湯船がお目見え。

湯船は４名くらいで一杯になる大きさですが、カランの数も同じくらいなので、元々少人数で使う施設なのでしょう。

朝一番の利用でしたが、温度は意外にも適温。
下諏訪地区は共同浴場によってはかなりの高温なのですが、こちらはごく一般的な温度です。

わずかな塩味があるという無色透明な湯は、すっきりした湯加減。
熱が体にたまりやすいので、一度に長湯するより数分おきに入ったほうが良いように思いました。

訪問日：2022年9月