伊豆山温泉は、熱海東部に位置する古くからの温泉地で、源頼朝や徳川家康などが愛好したことでも知られています。
特に、伊豆山を代表する「走り湯」源泉は、奈良時代から続く日本三大古泉の一つで、洞窟の中で湧き出した温泉が走るように流れて海に注がれることから、その名が付いたといいます。
2020年6月 閉業しました
施設の紹介
中田屋は、創業200年を越す老舗です。現在は近代的なホテルとして海岸沿いに構えています。走り湯源泉は、ホテルの真後ろ!これを利用できるとあって期待が膨らみますね。日帰利用では、休憩室はありませんがロビーが使えます。ロビーの天然水コーナーがおいしくておすすめ。
海岸沿いの道路には横断歩道がないため、いったん集落に入り、道路をくぐって海岸側に出ます。主要道路から一段下がった集落の道を通って大川港に出る方法と、磯の湯用駐車場から、階段でトンネルをくぐって行く2種類の方法があります。
入浴の感想
日帰利用は、足湯と内湯のみ。
<足湯>
屋外テラスには足湯コーナーが設けられています。ロビーから窓を開けて入れます。目の前は海。有料道路が眼前を横切っているのが残念ですが、高架式ではないので、許容範囲内だと思います。
<内湯 大浴場>
海岸沿いですが、半地下の構造のため眺望はありません。浴室は、石張りの大きなもので、あくまでシンプル。塩分のせいか、湯がまどろんで見えます。温度はさほど熱くないのですが、塩化物泉ならではの力強い湯には湯疲れ注意。湯そのものを楽しむ人には、おすすめのホテルでしょう。
走り湯源泉
中田屋裏手より、走り湯源泉のトンネルに行くことができる。トンネル内は、蒸気が充満し、源泉槽からは湯が沸きあがっている。とにかく迫力があるので、一見をおすすめ。
温泉施設名 | うみのホテル 中田屋 |
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住所 | 静岡県熱海市伊豆山599 |
TEL | 0557-80-5111 |
日帰利用時間 | 11:00-18:00 |
日帰料金 | 大人 1,200円 小人 600円 タオル別売 200円 |
定休日 | 無休 |
泉質 | カルシウム・ナトリウム-塩化物泉 |
公共交通機関 | [バス] JR熱海駅よりバス。 伊豆山温泉場入口下車、徒歩10分。 バス停側に、「走り湯まで400m」の看板があるので、海際まで降りる。 途中の道細く、木立で薄暗く不安になるが、一本道なので道迷いはない。 |
周辺地図 | |
公式サイト | http://www.nakadaya.net |
訪問日 2007/7