平湯発祥の地、「神の湯」をご紹介します。
平湯温泉街からアカンダナ駐車場方面へ旧道を2Kmくらい登った山奥にあります。本道から外れた最後の林道500mはかなりの急坂。
平湯温泉中心部は、焼岳の中腹とは思えない賑やかな場所ですが、こちらは団体客が来ないこともあり、実にひなびています。
神の湯のそばの渓流
施設の説明
温泉街とはうって変わって静かな森林地帯。
渓流沿いに、売店と露天風呂があります。料金は売店で。売店ではイワナの炭火焼きや温泉卵が売っています。渓流の音を聞きながらの食事は美味しそうです。トイレは露天前にあります。
売店兼料金所
入浴の感想
露天風呂は男女別。脱衣所は意外に広く、ゆったり着替えられます。
<露天風呂>
湯滝から湯が流れ込み、古木の枝がしなだれかかる光景は素晴らしいの一言。さりげなく岩風呂の床岩が巨大な一枚岩であるところに、先人の心意気を感じます。昔から心のよりどころであったのでしょう。
湯は薄濁りで、金気と硫黄が混じった香り。温度は高めなものの、特に湯疲れも感じないので、長湯向きと思います。
洗い場では、体洗い専用の湯だめが用意され、これも温泉。源泉掛け流しだけあり、硫黄の香りが一層強く感じられます。
洗い場があるということは体も洗えるわけですが、確認した限りでは川へ垂れ流しの様子。唯一残念なところです。
温泉施設名 | かみのゆ 平湯温泉 神の湯 |
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住所 | 岐阜県高山市奥飛騨温泉郷平湯温泉 |
TEL | 0578-89-3448 |
日帰利用時間 | 4月中旬~11月中旬 7:00~19:00 (土日、夏休み期時間は21:00まで) |
日帰料金 | 500円 |
定休日 | 無休 |
泉質 | 炭酸水素塩泉 |
公共交通機関 | 「バス」 松本駅または高山駅よりバス。平湯バスターミナル下車。 平湯バスターミナルより約2km。交通機関なく徒歩のみ。 アカンダナ駐車場方面へ旧道を上り、途中の脇道へ入る。 脇道前に看板あり。坂がきついため、距離に比べ移動時間がかかることに注意。 途中の道は、歩道なく車通りも多い。 |
周辺地図 | |
公式サイト | http://hirayuonsen.or.jp/ 平湯温泉旅館協同組合 |
訪問日:2009年10月