上高地の玄関口である沢渡地区は、梓川の渓谷にある観光地です。
約3kmの範囲に4箇所の集落があり、それぞれ宿や温泉施設が存在します。山間部としては平地に余裕があるので、上高地へのバス乗り換え口となっています。紅葉の時期は、両岸の山壁が黄色く染まり見事な景観になります。
施設の紹介
今回紹介するのは、民営日帰り温泉施設「梓湖畔の湯」です。沢渡温泉のなかでも一番松本寄り、沢渡大橋のたもとにあります。食事処も併設。お値段は750円くらいと良心的でした。休憩所はありません。
入浴の感想
内湯1、露天風呂1。源泉掛け流し。規模の小さな入浴施設なので、シーズンには、脱衣かごやコインロッカーはいっぱいになる。
内湯・脱衣所
<内湯>
無色透明で、ぬるめの湯です。浴槽は5人入ればいっぱいなので、あまり広くはありませんが、混む時間帯を避ければゆったりと入れます。
<露天風呂>
内湯の隣が露天風呂です。浴槽は、4人ほどでいっぱい。
梓川の湾曲部に位置するので、露天風呂からは、正面にまっすぐ伸びていく梓川を眺めながら湯に浸かることができます。沢渡の温泉施設は、展望の優れない所が多いのですが、こちらは例外ですね。
周辺情報
上高地までシャトルバスあり。平湯まで足を伸ばすもいいが、バス本数確認。この施設は、遅くまで開いているので、上高地の帰りに使うのが良いかも。他の入浴施設から、km単位で離れているので、あらかじめ場所を確認されることをおすすめします。
温泉施設名 | さわんど温泉 梓湖畔の湯 |
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住所 | 長野県松本市安曇4159-14 |
TEL | 0263-93-2380 |
日帰利用時間 | 7:00~18:00 (繁盛期は時間の融通がきくときもある。 6時からや、22時まで使えることも。) |
日帰料金 | 700円 |
定休日 | 無休 |
泉質 | 単純鉄冷鉱泉 |
公共交通機関 | [バス] 松本電気鉄道 新島々駅から、上高地バスターミナル行きバスに乗り、沢渡大橋下車。もしくは、 JR松本駅から高山行きバスに乗り、沢渡大橋下車。徒歩1分。周辺には、沢渡の名がつくバス停が多くあるので注意。 一番松本寄りのバス停に下りること。 |
周辺地図 | |
公式サイト | http://www.sawando.ne.jp/kohan/index.htm |
訪問日:2004年8月