ホテル四季の里&いやしの湯は、徳島市街から剣山方面へさかのぼったところにあるホテル併設の温泉施設です。
温泉施設は「神山温泉保養センター」にあり、宿泊・食事は「ホテル四季の里」という役割分担。
立地的に寄りにくい場所にありますが、周囲の農村風景が素晴らしい。近くには日本の滝百選の「雨乞の滝」があります。
施設の情報
神山温泉は、江戸時代の慶応4年(1868)、地域の人達の共同経営で湯屋として開業したのが神山温泉のルーツ。かつてあった鉱山の人々も汗を流したそうです。
施設は、国道から外れ古民家が残る集落をすすんだところにあります。
春だとツツジや野花が素晴らしい。周辺の川には四国らしく沈下橋も点在しています。
ホテルを回り込むと上角川を超える吊り橋あり。山藤のツタが絡んでこれが素晴らしい。渡り切ったときに古民家あり。入浴の後にどうぞ。
入浴の感想
浴場自体はホテルとは別棟になっており、コンクリート造りの半官半民の公共系浴場らしい造り。
売店や広い休憩室は浴場で、食事はホテルといった役割分け。ホテルへは直通通路で行けます。
脱衣所や浴室も大人数でも楽々。無色透明な湯はちょっとだけ熱め。入っていると肌が滑らかになっていきます。さすが重曹の湯。
湧出量が25Lと少ないので循環・非加水方式。源泉温度は16.3℃なので加熱しています。
大浴場を賄える湯量ではないので仕方ない。消毒の臭いが少し強いのだけが残念。
大浴場ではかなり弱まってしまっているが、実際のお湯の力はもっとあるはず。そう感じられる。壺湯レベルでよいので源泉掛け流しの湯船ができるといいですね。
名湯の宣伝文句からするとちょっと肩外しだが、周囲の雰囲気含めれば十分ありな施設。
温泉施設名 | かみやまおんせん 神山温泉 四季の里&いやしの湯 |
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住所 | 徳島県名西郡神山町神領本上角80-2 |
TEL | 088-676-1117 |
日帰利用時間 | 午前10:00~午後8時(10月~3月) 午前10:00~午後9時(4月~9月) |
日帰料金 | 600円 |
定休日 | 毎月第4火曜日(祝日は営業) |
泉質 | 泉質 ナトリウム塩化物・炭酸水素泉 (含重曹食塩泉) |
公共交通機関 | 徳島バス 徳島駅発神山高校行き、神山温泉前下車 入浴券付きバス往復乗車券あり |
周辺地図 | |
公式サイト | http://kamiyama-spa.com/ |
訪問日:2018年5月