奥鬼怒温泉は、奥鬼怒地区でもっとも山深いところにある秘湯の宿です。4軒のそれぞれ個性のある宿が営まれ、鬼怒沼やそばを流れる川沿いの散策など、自然探勝にも人気があります。今回は、人気の高い「八丁の湯」をご紹介します。
施設の説明
八丁の湯は、ログハウス風のきれいな宿です。受付棟と宿泊棟が周囲に立ち並び、山奥とは思えない設備と快適さ。風呂は玄関の右奥にあります。
入浴の感想
利用者は、内湯と露天風呂を利用できます。
<内風呂>
自然の中の湯なので、体の洗えるところは限られています。内湯は、風もないので寒いときでも安心して入れます。露天がすぐ側なので、出たり入ったりもOK。3~4人でいっぱいの大きさですが、露天に皆早々に行ってしまうので、気になりません。
<露天風呂>
露天風呂だけで、4つもあります。男性用というのは特になく、混浴と女性専用という2つの区分けです。斜面を利用して配置されており、 最上段の湯船からは、真正面に滝が見られます。湯は源泉から竹樋で直接注がれています。湯は高低差を利用して流し込んでいるので、低い湯船ほど温度も下がっていきます。卵スープのような細かい湯の花が舞っていて、非常にリラックスのできる湯です。内湯のほうが、湯の花は多いように感じられました。
通路の奥の階段を上って滝のすぐ側まで近づくと、滝見の湯があります。滝のしぶきは飛んでくるほど近い!こちらは岩の斜面から直接湯が湧き出し、湯船を満たしています。見る場所によって滝の雰囲気も大きく変わりますし、湯の印象も違ったりするので、楽しいです。
露天風呂
周辺情報
2000mの標高にある高層湿原、鬼怒沼が徒歩2時間のところにあります。尾瀬の山と日光の山が同時に見られる分水嶺ならではの風景を楽しめます。人が少ない分、尾瀬より穴場かも。
鬼怒沼
温泉施設名 | 八丁の湯 |
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住所 | 栃木県日光市川俣876 |
TEL | 0288‐96‐0306 |
日帰利用時間 | 9:00~16:00 |
日帰料金 | 500円 |
定休日 | 不定休 |
泉質 | 単純温泉 |
公共交通機関 | [バス] 東武鬼怒川線鬼怒川温泉駅より、女夫渕行き市営バス、終点女夫渕下車。 女夫渕バス停より2時間(3.6Km) 宿泊者は、女夫渕より送迎バスあり。 |
周辺地図 | |
公式サイト | http://www.8tyo-no-yu.co.jp/ |
訪問日:2002/02