早乙女温泉は、さくら市中心街のはずれの丘陵地帯にある日帰り温泉施設です。
関東平野の只中・周囲に火山のない地域ながら、硫黄の強い温泉として知られています。塩分、油臭があり、時間の経過で色変わりするなど、非常に独特な湯に温泉ファンの評価も非常に高いです。玄関に入ったとたん硫黄の臭気が立ち込めていてびっくりしました。
施設の説明
貸切休憩施設、駐車スペースあり。食事処を兼ねた休憩室があります。休憩室はカラオケの音で賑やかですが、離れの休憩室やカラオケなしの日もあるので、事前に施設に問い合わせて行くとよいでしょう。売店は、喜連川パンなど郷土物中心の品揃え。
入浴の感想
貴重品は脱衣所前の無料のロッカーへ。内湯は強塩泉。洗い場のカランも温泉。脱衣所の洗面所も温泉、と温泉尽くし。洗面所まで温泉というのはやりすぎでは?塩辛すぎという人は、休憩室の冷たい水をどうそ。
<内湯>
内湯1。
内湯は木造のすだれ屋根がかかっている半露天風呂。夏には窓も外します。青空も見えてさわやか。外には田園風景。屋外にはイスも用意されています。いつも人気の施設ですが、湯船が広いため芋の子状態になったことは見たことないです。
写真は公式サイトより転載
こちらの湯は、時間や天気によって色がどんどん変わっていきます。朝方だと透明なコバルトグリーンですが、午後になると白い濁り湯に変わっていきます。硫黄の白い結晶が湯に混じりだした後は変わり方が早く、1時間ぐらい入っていると、入ったときと色が違うのに気づきます。日によって時間は違いますが、完全に白になるのは15時くらい。
写真は公式サイトより転載
硫黄と鉱物油の匂いのなかで浸かる湯は、硫黄泉好きとしてはこたえられません。湯の素晴らしさは、いままで入った中でも特筆に価します。カランは温泉のみ。塩分はえらく濃いので、頭を洗うとバリバリにあるのでご注意を。
<貸切湯>
貸切専用の内湯もあります。未体験なので説明は省略させていただきます。ところで、注意書きの多さが圧巻のこの施設ですが、行く度に増えていくのはどういうことなのでしょう?もう貼る場所もないくらいなのですが・・・どこまで増えるのか逆に楽しもう!?
温泉施設名 | 早乙女温泉 健康の湯センター |
---|---|
住所 | 栃木県さくら市早乙女2114 |
TEL | 028-686-4126 |
日帰利用時間 | 9:00~21:00 |
日帰料金 | 1,000円 600円(18:00-20:00) |
定休日 | 毎週木曜日(祝日の場合は営業) |
泉質 | 含硫黄 – ナトリウム・カルシウム – 塩化物温泉 |
公共交通機関 | [バス](送迎バス又は東野バス) JR東北本線氏家駅より送迎バス10分送迎バス時刻 JR氏家駅前発 9:25、9:55 早乙女温泉発 14:35、15:05東野バスで氏家駅から喜連川温泉方面又は馬頭小川方面に乗り谷中入口で下車。 喜連川方向に300mほど行くとバス道路が直角に曲がるところでナインティハンドレットクラブの看板があります。 看板に従って山に上がっていくと右手に施設が見えてきます。(バス停より約800m)公式サイトでは松山東バス停を最寄として紹介していますが、一つ前の谷中入口のほうが降りてからまっすぐなのでわかりやすいと思います。 |
周辺地図 | |
公式サイト | http://www.soutome-on.com/ |
訪問日:2010/12