日光湯元温泉「湯守釜屋旅館」-乳白色の湯が湧く湯畑が自家源泉

日光湯元温泉は、奥日光の湯ノ湖湖畔にたたずむ温泉地です。数軒の宿があり、散策・スキーと季節を通じてにぎわっています。中心地のそばには、湯元源泉という温泉の湧き出す湿地帯があり、周囲には硫黄臭がただよいます。

施設の説明

湯守釜屋旅館は、湯元温泉の老舗旅館です。その名のとおり、代々湯を守ってきました。共同配湯の宿が多い中、湯元源泉に自家源泉を持っています。

入浴の感想

日帰りで利用できる浴室は限定されています。露天風呂は残念ながら使えません。

<大浴場内湯 薬師の湯>

浴室に入って驚くのは、湯気で目がしみること。痛いというほどではありませんが、まさか湯気だけで体が反応するとは。

湯を飲むと、茶渋をかなりきつくしたような苦味があります。旧泉質名で苦味泉という通りですね。湯は乳白色で、非常に硫黄分が濃く、浴槽のへりに手をつけると、手形がくっきり残るほどです。湯にも糸状の湯の花がたくさん浮いています。湯加減は圧迫感があり、刺激も強いので、人によっては少しきついかもしれません。湯温も43度くらいで少し熱めなので長湯には向きませんが、良薬の湯という感じで満足感は高いです。冬場でしたが、外で湯冷めすることもありませんでした。

周辺情報

湯元温泉の周辺には、湯ノ湖、湯滝、戦場ヶ原があり、日光白根山登山のスタート地点でもあります。お勧めは、竜頭の滝と湯ノ湖まで至り、温泉に浸かって疲れを癒すコースです。

冬の戦場ヶ原

竜頭の滝
温泉施設名 湯守 釜屋旅館
住所 栃木県日光市湯元2548
TEL 0288-62-2141
日帰利用時間 10:00-20:00
日帰料金 800円
定休日 無休
泉質 含硫黄-ナトリウム・カルシウム-硫酸塩・炭酸水素塩・塩化物泉(硫化水素型)
中性低張性高温泉
公共交通機関 [バス]
東武鉄道日光駅、またはJR日光線日光駅より東武バス。
湯元バスターミナル行きに乗り、終点湯元バスターミナル下車。
周辺地図 googlemap
公式サイト http://www.yumorikamaya.com/

訪問日:2004/2

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。