鳴子温泉郷の吹上温泉を訪ねました。間欠泉のそばの一軒宿です。
こちらで使われている源泉地帯は、地獄谷遊歩道として整備されています。歩道に吹きかかるほど間欠泉が間近に見られます。
温泉の説明
「峯雲閣」は、滝壺そのままを露天風呂として使用していることで有名です。間欠泉センターからさらに奥に3分ほどいったところにあります。周囲は森に囲まれているので、夜も雰囲気が良さそうですね。
入浴の感想
露天風呂(滝壺、川側)、内湯があります。部屋数が少ないですが、風呂の規模はたいしたものです。
<滝壺露天風呂>
野趣豊かな露天風呂は雰囲気抜群。混浴です。写真だけだと雰囲気がつかみにくいかもしれませんが、思っていた以上に迫力のある滝です。滝にも触れます。底は岩や苔でいっぱいなので、かなり注意して歩く必要がありますが、沢歩きみたいで楽しいですね。
天然のため、温度は季節により変わります。滝壺の露天風呂は、5月から10月までが適温で後はとてもぬるいそうです。(季節外でも川が増水していなければ入ることは可能。)3月に入りましたが、夏の海くらいの温度でなんとか入れました。夏なら40度くらいだそうですから、滝にあたりながら入ってみたいものですね。
<露天風呂>
通年で暖かな湯を楽しめる混浴露天風呂もあります。内湯から出てすぐのところにあります。
滝壺ではありませんが、石張りの浴槽は、20人入れるくらい大きなもの。滝壺脇なので滝も眺められます。隣は渓流、木々が適度に空を覆っていて、秋には美しい紅葉を楽しめそうですね。湯は、無色透明で癖もなく、適温。リラックスしすぎて、ついつい寝てしまいました。
<内湯>
滝側に窓が設けられた浴室です。露天風呂への出口が内湯内にあります。小さめで、4人でいっぱいですが、露天風呂が広いので問題ないでしょう。体を洗えるのは内湯だけです。
旅館側の源泉地帯
滝つぼ露天風呂の源泉でもある、地獄谷遊歩道がすぐそば。川の両岸から勢いよく噴出す湯は、圧巻です。元気すぎて、遊歩道まで湯が飛んでくるので、間欠泉のタイミングに注意してください。
地獄谷遊歩道の間欠泉
間欠泉 弁天
宿の側の、観光施設内にある間欠泉。噴出す前のカラカラという湯が溜まっていく音もまた一興。
温泉施設名 | 峯雲閣 |
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住所 | 宮城県大崎市鳴子温泉鬼首字吹上16 |
TEL | 0229-86-2243 |
日帰利用時間 | 10:00-13:00 |
日帰料金 | 500円 |
定休日 | 月曜日 |
泉質 | ナトリウム塩化物泉(低張性アルカリ性高温泉) |
公共交通機関 | [鳴子村営バス](鬼首方面) JR陸羽東線 鳴子温泉駅→間欠泉前下車。 徒歩10分。 |
周辺地図 | |
公式サイト | なし |
訪問日:2006年3月