島原雲仙温泉「新湯温泉館」－目の前が源泉の共同湯

島原半島の雲仙普賢岳にある共同浴場「雲仙新湯温泉館」に行ってきました。

噴気の上がる地獄光景を前に浴びる一風呂は格別。なんと源泉地は浴場の目の前の地獄です。観光駐車場の真横という良い立地にも関わらず、ちょっと目立たないところが、また素朴で良いですね。源泉掛け流しの湯は、火山らしい熱さで迎えてくれます。時間によって乳白色に変わる湯もお楽しみに。

同温泉地内にある「湯の里共同浴場」とは湯の性質が違うので、はしご湯をおすすめします。

新湯駐車場のすぐそばにある共同浴場です。車で来た時は台数は少ないですが、共同浴場専用のスペースがあります。自転車なら受付の裏などの邪魔にならないところに止めるとよいかも。

利用券は、施設内もしくは温泉街の店で買えます。料金は同じ。

写真は、雲仙温泉観光協会より

一番湯だったこともあり、無色透明な湯。ネットでは乳白色の湯の写真をよく見かけますが、最初のうちは透明なのですね。だんだん酸化が進んで白くなっていくというわけです。

すぐ真裏の地獄が泉源とあって、温度は熱々。寒い時期には、この熱さがたまりません。酸性らしいすっきりした湯でありながら、強酸性の草津のようなきつさがないのがうれしいです。さすがは雲仙が誇る源泉の湯です。湯疲れはどうしてもしますから、長湯は難しそうですね。短時間でずっくり入るのがよさそうです。

同地区の「湯の里共同浴場」の方は、リラックス感が強くて、きつくないので長湯はそちらがおすすめ。

雲仙温泉の中心街に広がる噴気地帯。あちらこちらで湧き出す湯に泥温泉。売店で買える温泉たまごは熱くて持てないほどのほっかほか。共同浴場のすぐそばから遊歩道が続いています。

温泉施設名	うんぜんおんせん　あらゆおんせんかん雲仙温泉　新湯温泉館
住所	長崎県雲仙市小浜町雲仙320
TEL	0957-73-3233
日帰利用時間	9：00-23：00
日帰料金	100円
定休日	第2・3・4水曜
泉質	酸性硫化水素泉
公共交通機関	島原バスにて、雲仙お山の情報館下車。他、高速バスあり。
周辺地図
公式サイト	http://www.unzen.org/