奥十谷温泉3湯の一つ、山の湯を訪れました。麓を一望に見渡すことができる展望露天風呂が名物。
近くにある観光施設では、当地の名物である麺「みみ」を食すことができます。徒歩圏にある大柳川渓谷遊歩道も渓流とつり橋が楽しくておすすめ。
施設の説明
日帰り入浴で利用できるのは、展望露天風呂のみ。
奥十谷のなかで、麓を見下ろしながら入浴できるのは山の湯だけ。真正面に続くV字の谷、山肌にしがみつく様に集まる十谷集落。ところどころ岩が露出した複雑な対岸の山肌。宿に飾ってある写真では、雲海の上に浮いたような光景の一湯や、朝日に輝く谷もあり、時期を選んで再訪しなくなりますね。
建設当時の様子の写真が、露天風呂の壁面に飾られていました。これだけの建物を手作りというのはすごいですねぇ。
入浴の感想
展望露天風呂。薪で温めているようで、たくさんの薪が置かれていました。
<露天風呂>
やや笹濁りのとろみのある湯で、非常にリラックス感があります。循環あり、消毒有とのことですが、鮮度は意外にも保たれています。利用者数が少ないためなのかは不明です。半循環程度なのか?これはうれしい誤算。
目の前は富士川に注ぐ渓谷。ちょうど、谷がUの字になっているカーブ内側にあるので、まるで山頂のような景色の良さです。集落から10分も離れていないのに、これだけ景色が変わるというのも面白いですね。
石畳の洗い場は、直接風にさらされる場所なのでちょっと寒いです。洗い場は壁面になる施設が多い中、こちらは崖側にあります。体を洗っている最中でも絶景を眺められる配慮なのでしょうか。天候・季節に左右される構造ですが、これはありだと思います。
脱衣所前。節だった柱、丁寧に焦げ目をつけた木塀など、新しい建物と思わせない雰囲気の良さがあります。しかしよくできているなあ。
露天風呂直上からの風景。実際のお風呂からだと手前の斜面が見えないので、まさに天望風呂です。
大柳川渓谷遊歩道
十谷集落から一周1時間くらい。谷底沿いのハイキングロードです。立て続けに掛けられたつり橋群から見る滝は絶景です。利用者に比べ、設備は過剰気味と思うほど立派です。
十谷集落
富士川の支流の大柳川に面した斜面の集落です。周囲から外れた山里という雰囲気ですが、集落の面積に比べ民家が多いのに目が行きます。主要な産業は、林業?観光?
温泉施設名 | とたにおんせん 十谷温泉 山の湯 |
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住所 | 山梨県南巨摩郡富士川町十谷2266 |
TEL | 0556-27-0022 |
日帰利用時間 | 10:00-16:00 |
日帰料金 | 600円 |
定休日 | 冬期期間(1月~3月中旬)、露天風呂は不定休 |
泉質 | 含む鉄(Ⅱ)-カルシウム-硫酸冷鉱泉 |
公共交通機関 | JR身延線 鰍沢口駅→(山交バス)→鰍沢。富士川町営バス「十谷観光駐車場」行きに乗り換え、終点下車。徒歩10分。※駅から鰍沢バス停までは1km強なので、バスのダイヤがかみ合わないときは歩いたほうが早い。ダイヤは富士川町ホームページ参照。 |
周辺地図 | |
公式サイト | http://www.yadoyamanoyu.com/ |
訪問日:2013年5月
昨日、山の湯、露天風呂に寄ってきました。
15年ほど前ふらりと十谷温泉の天狗の湯に行った事がある。
あの時は山道を自転車で登ってきて近所を散策してる時に天狗の湯にたどり着きだれもいなかったので、だれか来れば料金払えばいいと、そのまま湯に入った。結局だれも現れなかったので無料なのかな?(そんなわけないよね)と思ってそのまま帰った。
今回はちゃんと700円払って山の湯に入った。
よかったー。
食事、お風呂、眺め、最高ストレス解消。
また行きます。