北アルプスの槍ヶ岳の肩にある山小屋「槍ヶ岳山荘」のごはんを紹介します。
大規模な山小屋で設備も豪華。食事処のスペースもゆったりしています。テーブルスタイルなので、足が痛い人も安心。山小屋らしからぬ豪華さですが、長く歩いた先にこうした食事ができるのは心が落ち着きます。
宿泊客は多いので、みんなの食事が終わるまで6交代制くらい。
宿泊の受付時に食事札をもらえるので、自分の時間になったら食事処へ移動します。
夕食
盛りだくさんの夕食。味付けは濃いめ。
鶏の唐揚げにシューマイ、煮物。デザートは、こんにゃくゼリー。3000m級の高地なのにご飯がベタベタになりすぎていないのは、圧力釜で炊いているため。流石に下界並とは言いませんが、食が進むのは間違いなし。
朝食
和食の朝食。
品揃えは普通だけど、量は多い。朝食時間も交代制だが、後のほうになると山頂で日の出を見て戻ると朝御飯に間に合わなくなるのが玉に瑕。(私としてはここは重要)
すべての物資をヘリコプターで荷上げしなければならないにも関わらず、食事が豊富なのは流石ですが、今後を考えると心配な傾向でもあります。北アルプスの山小屋は豪華な分宿泊費も高いので、このまま高止まりすると中高年登山ブームが過ぎた後、果たしてどれだけ客が続くだろうかと心配です。交通費や装備も合わせると、山は意外に高いのです。