プラハ旧市街のど真ん中「リッチーズホステル」

チェコ共和国のプラハ旧市街の中心部にあるリッチーズホステル(Ritchie’s Hostel & Hotel)をご紹介します。

カレル橋から旧市庁舎広場に向かう目抜き通り沿いにあり、どちらからも約200mというこれ以上ない好立地。主要観光地が徒歩圏で、治安のよいエリアにあるとあって、大変便利です。周辺のレストランは観光客値段なので、割り切って使うか、離れた地元店を使いましょう。

強いて難点を挙げると、目抜き通りとはいってもクランク上に曲がりくねっていて、似た風景が続くので、宿の場所に気づきにくいです。周囲の店に気を取られて、ホステル探しで一苦労しました。一度分かってしまえば、後は困らないとは言えます。

また、ホステル内の移動は階段のみ。基本的に荷物が少ない人向けと言えます。

ホステルの入口は、絵ハガキ販売店

最初に面喰ったのが入口。なんと絵ハガキ販売店の奥にあります。店内を突っ切って一番奥の階段を登るとゲストハウス。夜は店が営業していないので、入口は閑散としています。

深夜でも人通りの多い場所なので、治安は良好。

14世紀の建物を改装して使っているので、エレベータはなし。狭い螺旋階段を登っていきます。

約3階に相当するフロント階。扉は重厚な造り。手を放すとすごい音を立てて、勢いよく閉じます。夜は迷惑ものだねぇ。

フロント 

お出かけ中は、フロント横のクロークに荷物を預けることができます。ミニバーも併設。宿泊料とは別に、デポジットも必要です。チェココルナかユーロで戻してもらえるので、次の目的地がユーロ圏なら、ユーロで返してもらうのが便利。

周辺観光案内のコーナー。迷いやすい旧市街だけに、地図(無料)が本当に役に立ちました。旅行書に付属された地図だと、情報が足りなすぎて自分のいる場所を探すのも苦労します。

フリーペーパーの読み物が面白い

宿で配布していたフリーペーパー「Juzit USEIT Prague」が毒舌交じりでとても面白い。「土産物屋でマトリョーシカを売っていますが、ここはロシアじゃありません」とか、「プラハ本駅の前は、現代のシャーウッドの森です(泥棒の巣)」とか。現地の危険地帯情報はなかなか手に入らないので、それが書いてあるのが便利です。ホームレスとジャンキーでは、闊歩している地域が違いますからね。 地元目線から見た観光客の振る舞いという記事も読ませます。公式サイトでも実物が読めます。

http://www.use-it.cz/

ネットPCコーナー

フロントの前の有料ネットコーナー。WIFI利用は無料。WIFIが使える範囲はこの部屋だけです。

朝食風景

フロント階にある朝食コーナー。有料ですが、ほかの宿泊者と交流するにはよい機会。朝食時間が8:30と遅いので、周辺都市に日帰りするときには使いにくのはちょっと残念です。

最上階 10名ドミトリー部屋 

5階ともなると、登るだけで大変。場所がよい割に安いのはこれが理由かな。部屋内にトイレとシャワーがあります。最上階なのにすぐにお湯が出るのが素敵。アジアのドミトリーとは違いますね。ベットもとても広いです。コンセントとブックライトが枕元にあるので、電気製品の充電にどうぞ。

繁華街の真っただ中とあって、深夜でも外は賑やか。街のあちらこちらから、歓声が響き渡ります。同宿の人たちも深夜1時に出かけて3時に帰ってきたりと、いつ寝ているのやら。

ロッカーは、ドミトリーの前。鍵は有料貸出。

フロントから部屋までの通路は、夜になると真っ暗。写真に移っている階段もほとんど見えなくなります。照明があってないような明るさなので、ライトを持ち込んだ方が無難です。

窓から見ると、赤い瓦屋根が林のように立ち並んでいます。遠景か下からしか見ない場所なので、目の前にあるのは新鮮。

宿情報

Ritchie’s Hostel & Hotel

公式サイト http://www.ritchieshostel.cz/

Address: Karlova 13 Prague 1 Czech Republic

Telephone: (+420) 222.221.229

Mail: info@ritchieshostel.com 

公式サイトから予約可能。

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