回教国であるトルコでは、イスラム寺院(モスク)から朝昼晩の3回祈りの時間を告げるエザーンという抑揚の聞いた掛け声が流れます。その旋律はまさに異国情緒。三々五々、モスクに人々が集まります。
朝はなんと5時30分(夜明け)ごろ、夜は18時頃(日没)です。モスクの近くに宿をとると、朝起こされること請け合いです。
ギョレメのバスターミナルのすぐそばにあるモスクから日没のエザーンが響き渡ります。背後の高台にもいくつか村があるので複数のエザーンがこだまし、得も言われぬハーモニー。
ギョレメの夜景
世界遺産カッパドキアの中心地、ギョレメ村の夕方の光景です。
観光地ながら、普通の村の中に宿が点在している感じなので夜は実に静か。洞窟ホテルで有名な当地ですが、地方の村を気楽に散策できるという点だけでも泊まる価値ありです。
岩窟城オルタヒサル
ギョレメから程近い(約5km)高台にある岩山。
岩山全体に小部屋が作りこまれていて壮観。ツアーでは危ないから登頂はダメと言われましたが、気をつけていれば特に危険はなし。崩落は進んでいるようで、石段が途中から断崖絶壁になったりと迫力満点です。夕陽が綺麗と言われたけれど、夜はさすがに危ない。
山頂からは、カッパドキアが独特な地形となった原因の「エルジェス山」が見えますよ。