世界遺産の旅「屋久島 西部林道」日本

自然世界遺産に登録された屋久島「西部林道」をご紹介します。

屋久島は、九州の南に位置する島。ロケットの打ち上げで有名な種子島のお隣にあります。島でありながら九州地方最高峰の宮之浦岳 (1,936m)があるなど、独特な地景観がとても魅力的。

西部林道は文字通り、屋久島西部を海沿いに走る道路(約15km)です。西部林道中には道路以外ほとんど人工物がありません。そのため自然林が保たれ動物も豊富です。特にヤクシカやヤクザルは多く、歩く最中に100匹以上見られました。

屋久島全般に言えることですが、天敵がいないせいか動物が全然逃げません。子連れでも数メートルまで近づけてしまうあたり、いかに安全なのかがわかりますね。

車でも行ける西部林道ですが、こうしたふれあいや周囲の雰囲気を味わうためにもぜひ徒歩で通過することをおすすめします。全然雰囲気が違うと思いますし、道の真ん中でたむろっている動物に立ち往生することもありませんしね。

<行き方>
屋久島北部の「永田」から南部の「大川の滝」までが西部林道。どちらも路線バスあり。バスの本数を考えると、北部から南部に移動したほうが便利。

年1回5月に屋久島ウオーキングが開催され、期間中は西部林道中に仮設トイレが複数設置されます。ちょうど天気もいい時期なので、徒歩で行くならおすすめ。永田灯台も内部が公開されます。

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