藤沢橋から六会日大前までの境川の両脇には、手頃な激坂が一杯。
斜度20%超の坂が待ち構えています。川が地面を削った跡のため、川に沿って急な斜面が続いています。河岸段丘という地形だそうで、言われてみれば多摩川など他の川にもありますね。
境川CRの自転車散策ついでにおすすめです。いずれも距離が短いので、その日の体力と気分に合わせて坂を組み合わせできますよ。
境川の広い水田地帯から一歩入っただけで鬱蒼とした森林になるのも、変化に富んでいて楽しいです。とても都市部の河川域とは思えません。
これらの激坂の目印は、入口付近にある神社。そこに社があるのは意味があるのでしょう。昔からの道なのでしょうか?
御岳神社の坂
境川の県道沿いの子御岳神社の脇から登る手頃な坂。
斜度6%程度ながら、周囲の鬱蒼とした雰囲気が素晴らしい。短い距離ながら、林道さながらのつづら折れが続きます。途中の崖には、湧き水を引いた水場もあります。そばには古そうな将棋の駒型の素掘り導水トンネルも。自動車のすれ違いもできる舗装路なので時代が新しい道かと思えば、そうでもなさそうですね。
崖を直登する無数の徒歩道もあるのですが、上部は擁壁工事されているので今も使えるのかな?
澁谷商店の坂
境川の県道沿いの澁谷商店から亀井野まで向かう細道。
後になるほど斜度がキツくなっていく自転車泣かせの坂。斜度20%超は確実でしょう。中腹で自動車道に合流します。通学路にもなっているので、走行注意。
立石神社の坂
周辺で暫定1位のきつい坂。
境川の県道にある立石交差点から登る途中に神社の石碑があるので、入って行きます。神社の右側の細い舗装路が目的の坂。
路面の悪さと30%超の斜度に泣かされますが、雰囲気は一番いい。ただでも狭い道を中央に階段が通っているので、自転車で走れる幅は50cmくらい?土の塊と枯れ笹は、踏み込むと容易にスリップします。グリップの限界を見定めて登っていくことに。一度足つきすると、リスタートもままなりません。登り切った先にある畑を道なりに走ると、バス通りに出られます。